ぶりっこアレルギーのヲタクが映画「おんなのこきらい」を観た話
こんにちは
今回は最近観た映画の中で最もパンチの強かった「おんなのこきらい」について書こうと思います
この映画は、可愛いだけが取り柄で男に媚びを売って生きている女の子の物語なのですが、、、、、
何を隠そう主はぶりっこが大の苦手です
だって、恋愛もせずに2.5次元のイケメンアイドルくんを追いかけることで青春時代を過ごしてきた我々ヲタクにとってぶりっこって敵じゃないですか
だから主演が私の大好きな森川葵さんじゃなければこの映画を見ることは無かったと思うし、最後までイライラせずに見ることができるかぶっちゃけ不安でした(笑)
※以下ネタバレあり
序盤から主人公のキリコがとにかく可愛かった
く、悔しい
顔はもちろんだけど、何といってもキリコの服装!!!
レースがひらひらしていたり、タイトなミニスカートだったり
すごく可愛い…
けど………
あざとい(キッパリ)
まあ、男って単純だからこういう服装をした女にまんまとひっかかるんでしょうね
女の私としては鼻につきましたが
マカロン、ケーキ、アイス…可愛らしい食べ物を大量にほおばるキリコ
「可愛いもの全部、私になっちゃえばいいのに」(うる覚え)
どうやらキリコは摂食障害のようです
実は主も高校生の時に食べた物を吐いていたので、この部分ではキリコに親近感がわきました
先輩と2人で行った取引先に荷物をわざと忘れ(この時出会ったのが物語が進んでいく上で重要となる幸太です)、後で1人きりで取りに戻るキリコ
なるほど…たしかにそうすれば2人っきりになれるし、会話が弾んで仲良くなれるかもしれない…
ぶりっこって頭いいな すげえ!!!!
キリコが片思いをしているユウトのバーにアルバイトとして入ってきた茜
この子がそれはもうダサい
しかし、キリコからの宣戦布告にひるまない
純粋で真面目な印象を受けた
どうやら私にも女を見る目がないようだ…
話は進んでいき、茜とユウトが一線を越えたと知ったキリコ
バーに行き、茜に水をぶっかけ、「私のほうがずっとずっと可愛いもん」と叫びます
それに対してユウト「お前のそういうところが嫌なんだよ」
おおおおおおい!言っちゃった!!!!!!!
まあでもキリコの自分可愛い主義にウンザリしてたもんな(ウンウン)
そしてこの時点でやっと気がついたのだが(遅い)茜ってめっちゃ嫌なオンナじゃね?
「仲良くしてくださいよ♡」なんて言ってたのに…
なんと茜は天然ビッチだったのです
地味な装いにまんまと騙されました
人間ってコワイ
茜にユウトを取られるも、幸太に励まされて徐々に元気を取り戻していくキリコ
2人で遊んだりしていい感じ♡♡♡
このままくっつくのか!?!
と思ったが、甘くはなかった
実は幸太には年上の彼女がいたのです
最終的にキリコは幸太にフラれます
「好きだけどごめん」
ずっと仲良くしてたのに彼女がいることを隠されていたキリコ、可哀想…
可愛いから余計に可哀想になってくる
幸太に悪気は無かったのもしれません
キリコと一緒にいるうちにだんだん惹かれていき、本当のことが言えなくなったのかも
でも気がついたら私はキリコに同情していました
可愛いからといって全てが上手くいくかというと、そういうわけでは無いのである
ぶりっこだって人間
傷つくこともあるけど、それでもモテるために普通のよりも頭働かせて頑張ってるのだ
努力もせずにひがんでばかりいる自分に嫌気がさしました
これから人のことをとやかく言う前にまず自分を変えよう…ウンウン
最後のシーンでは、キリコの自分可愛い主義が復活していました
この姿がすがすがしい
女の子はみんな、自分のやりたいように自由気ままに生きるのが一番なのかもしれませんネ
なーんて
映画「おんなのこきらい」を観てちょっとまじめなことをゆるゆると考えたのでした
では